佐渡島30石大桶伝承プロジェクト

【依頼主】笛木醤油株式会社(埼玉県)

【期間】2019年5月14日~24日

【製作物】30石新桶 高さ2.1m×直径2.1m

佐渡島の佐渡国小木民俗博物館(千石船「白山丸」展示館)にて、30石の新桶を製作しました。

若い頃、大桶の製作・修理に携わっていた、新潟上越市で桶屋を営む金津光雄氏・古川安男氏の指導の下、江戸時代から受け継がれてきた大桶の技術を伝承すべく本プロジェクトは行われました。
近年ではこれ程大きな大桶の製作は行われていませんでしたが、実際に指導の下で作ることによって、現代の大桶作りでは無くなっていた技術や知恵を数多く学び、結い物で繋ぐ会の大桶技術が飛躍的に向上する大きなきっかけとなりました。
今回製作した新桶は、2021年9月に埼玉県の笛木醤油株式会社様に嫁入りする予定です。